消費者金融の限度額、増額するにも信用が大切

消費者金融いわゆるサラ金からお金を借りる時は、必ず融資限度額を設定されます。会社にもよりますが、200万から300万に設定しているところがほとんどでしょう。では、もう少し借入額を増やしたくなった時、この限度額を増額させるにはどうしたら良いでしょうか。

最近では貸し倒れに警戒し、消費者金融会社も限度額の増額に対しては少々慎重になっています。特に、50万を超える融資では、収入証明書の提示を求めるなど、なかなかキビシイことを言ってきます。ですから、まずは会社にとって“良いお客”になる必要があります。それでは、この“良い”とは具体的にどのようなお客なのでしょうか。

①延滞をしない
基本中の基本ですね。返済日に遅れると、本人は「ちょっと、うっかりしていただけ…」のつもりでも、返済能力が無いとみなされてしまいます。ブラックリストに名前が載るのは、延滞が3ヶ月以上になってからですが、1日でも延滞はしないつもりでいた方が無難です。

②申告は正直に
消費者金融を新規に利用する際、住所や勤務先などを申告しますが、勿論、正直に申告しなければなりません。「どうせ判りっこないし…」などとタカをくくっていても、多額の融資を受けたい時など、収入証明書などの書類の提出を求められればバレてしまいます。また気を付けなければいけないのは、申告内容に変更があった時です。これも「変更届を出すのを忘れていた」「うっかりしていた」では済まされません。会社から誠意の無い人物とみなされてしまいます。

③他の消費者金融を利用していない
複数の消費者金融の限度額を低めに設定し、少しづつ借りる。一見合理的に見えますが、多重債務者とみなされて、警戒されます。もし、融資額を増やしたくなったら、新たに会社を増やすのではなく、増額の相談をしてみましょう。

④継続して利用
借りたお金をきっちりと返し、そしてまた利用すると、優良顧客としてみなされます。ただし、だらだらと借入と返済を繰り返し、元本が全く減らないという、自転車操業的なものは例外です。

⑤1回で利用限度額いっぱいまで借りない
一回の利用で、あまり多額の融資を申し込むと、本当に返済が可能なのか疑われてしまいます。利用は最小限にとどめましょう。

先にも述べましたが、消費者金融も融資限度額の増額には慎重になっており、新規の契約から9ヶ月から1年以上経たないと、増額は難しいでしょう。

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